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新型コロナ対策の9月補正分について

9月定例会には、新型コロナ対策事業も予算として提案されています。
今日はその予算についてお知らせします。

9月補正予算としての新型コロナ対策事業としては、インフルエンザ予防接種の助成や遠隔手話通訳システム機器の整備、タクシー利用助成券の配布など、様々な事業が計上されています。
<資料>新型コロナウイルス感染症対策事業一覧(9月補正分)

インフルエンザ予防接種の助成については、妊婦と中3世代、高3世代を対象としたもので、上限3700円を助成するものです。タクシー利用助成券の配布については、要介護認定者と障がい者を対象としたもので、1人あたり500円×10枚が助成されます。

どちらも、もう少し対象を拡大できなかったのか、この対象に設定した理由は何なのかということも本会議質疑の中で質問がありました。

インフルエンザ予防接種については、あくまでインフルエンザ蔓延期に医療機関を受診する方を減らすという観点よりは、現在不安を抱きながら生活されている方への助成を優先したとのことでした。
タクシー利用助成券の配布についても、高齢者など様々な対象者を検討した中で、現在外出を控えられている方を優先に対象としたとのことです。

まだまだ市民の皆さんからの要望もあるのではないかと思われる一方で、今回の補正予算では市役所の内部事務への投資も見受けられます。

ホームページのリニューアルや広報環境の整備、「新しい生活様式」に対応した計画の策定など、市民の皆さんへの還元はあるものの、今すぐに行政の支援を求められている方への支援が優先では、という疑問もあります。
この点についても本会議で質問したところ、予算査定の中で今必要なものを予算化した、ということでした。

12月にはさらなる補正予算も予想されるところです。
今後、経済活動もさらに加速する中で、見えづらくなる課題について、より一層注視していただくことを求めました。

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