1月24日、岐阜県高山市にて「さるぼぼコイン」のお話を伺いました。
こちらも前回の岐阜県可児市のKマネー同様、高砂市の未来技術社会実装事業の参考にするための行政視察です。
さるぼぼコインは飛騨信用組合さんが構築した電子地域通貨であり、市が構築したものではなく、市からの支援もないとのことでした。
利用できる店舗開拓や利用する個人への使い方のレクチャーなども信用組合さんが行ったとのことであり、この規模のものをするのであれば、金融機関がメインで行う必要があるということがよくわかった事例でした。
地域は高山市、飛騨市、白川村とのことで、観光業も多い地域であるため、観光客の方にも使用してもらうことも狙いとした地域通貨になっていました。
行政としては、「さるぼぼコイン」を一つのキャッシュレス決済として利用しており、市への支払いなどもこの地域通貨を用いて可能にしているとのことです。
また、飛騨信用組合さんの事業として「グリーンライフポイント」も実施しており、こちらも高砂市がイメージしている事業の一つと近いのではないかと感じました。
様々な取り組みや金融機関との連携など、参考にしていきたいと考えています。
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