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【行政視察・三重県伊勢市】議会改革やBCPについて

7月6日、議会運営委員会の行政視察として三重県伊勢市を視察しました。
テーマは議会のあり方調査特別委員会についてと大規模災害発生時の市議会の対応についてです。

<資料>三重県伊勢市行政視察資料

三重県伊勢市議会では、議会のあり方調査特別委員会が設置されており、現在は政策や広報広聴、議会ICTの検討が行われているとのことです。
政策分野としては、予算・決算の審査のあり方も検討されているということ。
高砂市議会でも特に決算審査のあり方について、現状をさらによりよく改善できないか、議論が行われており、参考にできないかとお話を伺いました。
伊勢市議会では議長と監査委員を除く議員が決算特別委員会の委員となり、分科会方式で決算審査を行っているとのこと。
それ以前は全体を2つのグループに分けて審査を行っていたということです。
高砂市議会では現在、全議員による本会議質疑ののち、6名の決算特別委員会で集中的な審議を行うスタイルをとっていますが、本会議質疑のあり方や決算特別委員会の構成については課題もあります。
とはいえ、伊勢市議会でも、現在のスタイルには賛否両論あるとのことで、課題は尽きない中で選択していく必要性を感じました。

広報広聴については、高校生議会なども積極的に行われているとのこと。
高砂市議会でも、高校に出向いての議会報告会を開始した矢先に、コロナ禍となり高校での議会報告会をストップしている現状があります。
コロナが落ち着きつつある今、再開を目指すとともに、さらに発展できないか検討していく必要もあると考えます。

議会BCPについては、高砂市議会も策定しているものの、まだ新型コロナウイルス対応でしか発動したことがないという状況があります。
発動する機会がないに越したことはありませんが、伊勢市議会では訓練等も行っているとのことで、高砂市議会でも策定後改選もしているということもあり、全議員が発動に対応できる環境を維持する努力が必要かもしれません。

議会改革は時間のかかるものも多くありますが、少しでも市民の皆様に親しんでいただけ、市民の皆様のお役に立てる議会となるように尽力したく思います。

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