7月22日・23日、関西若手議員の会和歌山研修に参加しました。
7月22日の白浜町での研修内容についてお知らせします。

白浜町での研修は、クオリティソフト株式会社さんの視察と、和歌山県・白浜町の企業誘致についての2テーマでした。

クオリティソフト株式会社は和歌山県白浜町に本社を置く、クラウドサービスとパッケージソフトウェア製品、ドローンソリューション関連事業などを扱う企業です。2016年、それまで東京にあった本社を白浜に移転されています。白浜にオフィスを構えたきっかけは、社長さんが白浜に豊かさを感じたから、とのこと。
地域資源をオフィスにふんだんに使用され、INNOVATION SPRINGSや熱中小学校など地域に根ざした取り組みも行われていました。

和歌山県と白浜町の企業誘致の取り組みについては、県と町それぞれの施策がうまく展開されていたことが印象的でした。

【研修資料】和歌山県のIT企業誘致の取組

【研修資料】白浜町　About Shirahama Life

和歌山県は今では道路事情もずいぶん良くなったものの、それでもやはり東京からは1時間で着くけれどもそれ以外からは、といった課題があります。それを逆手にとったＩＴ企業誘致であると感じました。

白浜町には町営のサテライトオフィスが2つあります。
どちらも外から見た雰囲気は公共施設そのものであるのに、中はそれぞれの企業がデザインされたオフィスになっていました。自然を感じながら、またプライベートの生活がすぐそばにある中で仕事ができる環境を各社さんとも大切にされている印象を受けました。

また、個人的に興味深かったことが、東京からの移住や企業誘致を目指す場合、キャッシュレスなど些細なインフラを整え、移住ストレスを軽減することが必要、ということ。
小さな工夫が住みやすさにつながることを実感しました。