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【統一地方選2019取材シリーズ】女性議員は必要か?

統一地方選挙があることもあり、この半年くらいの間、いくつかのメディアの方に取材をいただきました。せっかく取材いただいたので、取材でお話したようなことをブログでも数日かけて連載していきます。

■女性議員の必要性について

(写真は2月23日に参加したギインって何?~女性議員トーーーーク~のものです)

取材いただいたネタで一番多かったテーマが、ジェンダーについてでした。
政治分野における男女共同参画の推進に関する法律が制定されて初めての統一地方選挙ということもあり、女性議員について取材を受けることが多かったです。

その中でも最も多かったのが、女性議員は必要か、もっと増えるべきか、という質問。

結論としては、住民の比率と同じくらいには女性議員は増えるべきであると考えています。
議会は住民の鑑であるべきだと考えています。
そのため、あらゆる構成が住民の比率と等しくなることがベストだと考えています。

となれば、女性議員が少ないと起こる弊害は何か。
それは、「女性の声が届かないこと」「女性の声が届きにくいこと」ではないと私は考えています。

一部の女性の声がすべての女性の声のように捉えられ、政治に反映されることが問題であると考えているのです。

おおよそ住民の半分が女性であるので、一概に女性といっても様々なライフスタイルがあります。
そのライフスタイルは、現状では男性よりも多様化しているのかもしれません。
そんな中から生まれる、女性が感じる課題を、1人の議員が代弁できるほど、簡単なものではないと感じています。
それが、例えば議会に女性が1人や2人だと、その人が代弁している分野のみが「女性の声」として捉えられる可能性がある、それが問題だと考えているのです。

男性議員が多い現状では、男性の声は様々な角度から届けられ、それを行政側で取捨選択されながら施策などが作られていると感じます。
ただ、女性議員は数が限られているため、多様なライフスタイルをカバーしきれていないと感じることが多いです。また、ある特定の女性の声があたかも全ての女性の声のように扱われていると感じることも多々あります。
こんな現状を改善していくために、多様な女性が議員の世界に挑戦してほしいと思っています。

次回は「1期4年で感じた男女差について」お知らせします。

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