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佐賀県武雄市にてICT教育について学びました

1月に常任委員会視察にて、佐賀県武雄市のICT教育についてお話を伺いました。
ICT教育については、市政報告Newsにも掲載していることから、市民の方からのお問い合わせが増えています。
先日の市政報告会でもご質問いただいたこともあり、心配の声も多いということを痛感しています。

<視察資料>武雄市ICT教育を活用した教育パンフレット

武雄市の例では、タブレットの持ち帰りを認め、主に家庭学習で使用されていることが魅力であると感じました。
児童生徒はまず、予習として、次の日にやる単元の動画を見たり、小テストを解いたりするとのことです。その小テストの結果によって、先生は子どもたちのつまづきやすいポイントを把握し、それに合わせて授業の組み立てを変えるとのことでした。
そして授業後も、復習として児童生徒は小テストなどに取り組むとのこと。
授業内容を定着させやすい仕組みができていると感じました。

ICT教育についてのご意見の中には、一体どのように活用するのか、というご質問や、先生方がついていけなければ意味がないのでは、というご意見、ICTよりも先にすることがあるのでは、というご意見など、多岐にわたる意見をいただいています。

読み・書き・反復といった、アナログな学習はもちろん必要であると感じています。
それを支えたり、理解を促進するためにも、導入するからには意味のあるICT教育にしていく必要があると感じています。

また、タブレット導入については、家庭環境の格差を縮める目的や、将来困ったときのライフラインにもなりうることから、生きる力を育む意味でも私は重視しているところです。
先進事例も活かしながら、高砂市に応じた導入を目指していきたいと考えています。

コメント

    • さち
    • 2020年 2月 15日 7:27pm

    私も興味があって調べましたが、附属など特殊な環境以外でタブレット導入により学力が著しく向上した事例を聞きません。
    また、持ち帰ったとしてもネットワーク環境がなければ出来ることは限られて逆に拡散が広がることは目に見えています。

    いずれはタブレットで出来ることも増えるでしょうが、それよりも先にエアコンを設置して下さい。
    教室以外が見れて暑くて寒くて耐えられないと子どもが言っています。

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