新型コロナウイルス感染症の影響で、議員を対象とした研修もオンラインで行われるものが増えています。危機感が高まる状況下ではありますが、交通費の負担なく受講できるため、重宝しています。
先週は2つの研修を受講しました。
まず1つめは、参議院内で行われた院内集会である、改正児童虐待防止法に関するものです。
この4月1日から改正児童虐待防止法が施行され、明確に体罰を禁止することが法律に明記されました。その法の考え方や起こる変化、市民の不安などについて、専門家の方からのお話を伺いました。
この改正により、初めて体罰を禁止することが法律で義務づけられました。
一方で、暴言や心理的なものについては含まれていないという課題も残っているとのことです。
これにより、子どもは体罰から守られることになる一方、しつけと体罰は一体何が異なるのか、親としてどのように対応すればよいのか、悩まれる方もいらっしゃると思います。
厚生労働省では、リーフレットなどでの普及啓発活動なども行われるとのことでした。
【リーフレット】体罰等によらない子育てのために~みんなで育児を支える社会に~
2つめはGoogle for Educationの杉浦さんより、ICT教育におけるGoogleのサービスについてのお話を伺いました。
高砂市では、導入端末はiPad OSになる予定ではありますが、OSを担う企業のサービスについてどのようなものがあり、どう活用できるのか、知見を深めることができました。
また、iPad OSでも活用できるサービスもあるとのことなので、高砂市の状況を考えながら、提言できるものもあるのではないかと考えています。
学校の臨時休業が続き、これまで以上に教育のICT化を考えていかねばならないと感じています。
島津さんは市会議員としてどのようには進めようとお考えですか?
コメントありがとうございます。
どちらについても、まずは市の方向性の確認からかと考えています。
さらに知見を深め、必要な提言ができるように学んでいきたいと考えています。
市内の学校に勤めていますが、教育のICT化を謳い職員に無茶な要求がなされていることはご存知ですか?
具体的にはYouTubeでの授業動画の配信です。
ただでさえ忙しい学校現場。
すでに多くの職員はひと月の時間外労働が過労死ラインの80時間を優に超えています。
その上機材も実質は自費、動画の作成も最初から時間外や自宅への持ち帰りを想定されています。
毎日7時間授業、夏休みもほぼないに等しい中でいつ準備しろというのか?
協力をお願いしたいの一点張りの上の対応。
既存のものを使えないのか、それは本当に必要なのか、特別教室へのエアコンの配備が先ではないか、毎日の消毒の業者委託など何度も掛け合いましたが、強引に推し進められている状況。
予算はかけず教員が負担を負っているそうした現状は耳に入っておられますか?また議員としてどうお考えですか?
コメントありがとうございます。また、承認、お返事が遅くなり申し訳ありません。
教育委員会にも確認をいたしました。
学校休業中は試行で教員の方中心にしていただいていたとのことでしたが、
本格的な導入時には機材は校費で購入し、既存のオンライン教材なども活用していくとのことでした。
近隣市町との共同教材なども検討いただくように要望しました。
また、私も特別教室へのエアコン整備や消毒などのスタッフを導入することなどは必要であると感じています。
限られた予算の中で難しいものもあると思われますが、引き続き求めていきたく考えています。
今後も課題がありましたらお声を寄せていただければと思います。