12月定例会の一般質問では、3つのテーマで質問しました。
まず、「給食の課題について」お知らせします。

給食については、黙食についてとオーガニック給食の導入についての2点を伺いました。
黙食については、通告をしたタイミングではまだ高砂市でも行われていましたが、
11月29日に文部科学省から通知があり、それに従う形で高砂市でも
市の対処方針から「黙食」の文字が消えることになりました。

質問をした時点で既に廃止されてはいましたが、国に言われるまで黙食を続け、
こどもたちから友達とお話しながらの給食の時間を奪っていたのは事実です。
また、高砂市では、他市では行っていないところも多いパーティションで囲っての
給食も未だに続けています。
その判断基準も含めて質問しました。

パーティションの撤廃については、今後の感染状況を踏まえながら検討していきたいとのこと。
今後、適切な時期に判断いただけるよう、注視していきたいと思います。

2点目のオーガニック給食については、今インターンで受け入れているママさんとともに調査し、質問したものになります。
オーガニック給食の導入については、これまで他の議員の方も質問をされていたため、その答弁内容から進捗を確認する形での質問を行いました。

小中学校では、①調理時間、②食材の安定供給、③価格、こども園では、①食材の安定供給、②価格についての課題があるとのことで導入しづらいということがこれまでの質問から明らかになっていたものでした。

今回は、一つの食材からでも導入できないかということ、価格の高価な食材を工夫することによって価格の課題を解決することができないかということについて伺いました。
一つの食材からの検討については、今年も導入しようと試みたものの、天候不良により納品ができなかったということでした。
引き続き、検討いただけるように取り組んでいきたいと思います。

また、価格の高価な食材の工夫については、それにより栄養の摂取基準を満たさなくなることは高砂市としては考えていないとのこと。
他市では、独自に栄養の基準を考えている市もありますが、高砂市はそこまで国の基準から外れることは考えていないとのことでした。

ママインターンの取り組みから質問を作っていくということも、私自身にも勉強になることが多くありました。
質問をして終わりではなく、その後のアプローチについても学びを深められるよう、これから取り組んでいきます。