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成果連動型支払事業について一般質問

昨日は任期最後の一般質問でした。
「成果連動型支払事業について」「統合医療の推進について」「災害時の避難支援について」の3テーマで質問しました。
そのうち、成果連動型支払事業についての質問・答弁をお知らせします。

成果連動型委託契約とは、自治体の行う委託において、成果指標をあらかじめ設定し、その達成度に応じて委託料を支払うというものです。これまでの自治体の業務委託は、事前に仕様書を委託業者に提示し、そのとおりに業務をしてもらえればよしとするものでした。

たしかに、行政サービスであるため、すべてが成果重視であってもならないのですが、事業によっては成果を求めていかねばならないものもあります。
そのような中、他自治体でも取り組まれ始めている成果連動型支払事業について、高砂市でも取り入れられないか、質問しました。

成果連動型委託契約には、ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)と呼ばれる、財源を民間等から投資してもらうものと、成果連動型支払事業と呼ばれる、財源は自治体の財源を使用するものの2種類に分かれます。
成果連動型支払事業は奈良県天理市でKUMONと契約し、認知症予防の分野で成果を上げた事例があります。奈良県天理市の事例 こちら

高砂市としては、成果連動型支払事業のメリットも感じられるものの、複数年度をまたぐ事業や国・県などの財源が入る事業などには導入しづらいなど課題もあるため、今後研究したいとのことでした。

民間のノウハウ活用や財源の有効活用などの可能性がある仕組みであると考えるため、今後も機会が与えられれば、議論を深めていきたいと思います。

参考:成果連動型委託契約についてのレポート こちら

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