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常任委員会視察に伺いました

報告が遅くなりましたが、11月8日・9日で常任委員会視察に伺いました。
オープンデータの取り組みについて静岡県袋井市に、包括施設管理業務委託について静岡県湖西市にお話を伺いました。

オープンデータとは、二次利用が可能なデータのこと。
行政の情報提供はPDFで行われることがこれまでは多かったのですが、それを数値データとしてCSVやXML等で提供することによって二次利用が可能となるというものです。

袋井市では、出せるデータは可能な限り出そう!という考えの下、オープンデータの取り組みが行われています。平成27年には23件だった提供データが今では567件とのことで、市役所全体で積極的に取り組まれていることがよくわかります。

平成28年にICT街づくり課が新設され、各課にICT推進委員となる職員さんを任命されているとのことで、全庁的に取り組む姿勢が伺えました。

データを出すことによって、例えばマンホール情報が学術的に利用されたり、水利情報を一般市民の方が全国水利台帳に掲載するために利用されたりと、想定以上の利用もあったとのことでした。

包括施設管理業務委託は、高砂市でも今後導入が目指されているテーマです。
これまで個別に委託していた施設の自動ドアや消防設備、電気設備などの管理を、一括して委託しようというもの。

課題としては、大手のビル管理業者などに委託されることにより、地元雇用の保証に工夫が必要であることやこれまでの管理費に加えてマネジメント費が加わるため、この施策だけでは費用が上がってしまうことなどが挙げられます。

地元雇用については、湖西市でも議員からの指摘が多かった論点とのことでした。
湖西市はサービス業の企業が少ないことから、地元雇用についての明確な取り決めは福祉団体などに限られるとのことでしたが、やはり工夫が必要です。

また、議員とともに研修会を開催するなど、市全体で取り組むための工夫が見受けられました。
2テーマとも、これから高砂市でも進められようとしているテーマであるため、今後の委員会審査に活かしていきたく思います。

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