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向島公園の利活用について質疑しました

3月定例会では、令和3年度当初予算に先立ち、令和2年度補正予算の質疑を行っています。
昨年11月から12月にかけて行われた向島公園トライアルサウンディングについての質疑では、向島公園の利活用について質疑が行われました。


向島公園一体は、浜部分の高砂海浜公園部分、芝生や遊具のある向島公園部分、宿泊施設である高砂青年の家部分、野球なども行われている多目的球場部分の4つに分けられます。
そのうち、高砂海浜公園は県の施設、その他の向島公園、高砂青年の家、多目的球場は高砂市の施設となっています。
また、高砂市の3施設はそれぞれ個別で指定管理制度が導入されていることから、現状の指定管理期間が終了する令和4年度から一体管理を行うことを目標に、今後のあり方が検討されています。
昨年行われたトライアルサウンディングは、その検討の一つとして行われました。
今回のトライアルサウンディングは、向島公園の市場性や民間参入の可能性について確認するために実施されました。
結果として期間中に7事業者によって事業が行われましたが、どれも単発イベントのようなものであったため、本当に意義があったのか、疑問も残ります。

それでも、そこからわかった課題が次の通りとのことです。
・施設の老朽化への対応
・交通アクセスの改善
・駐車場不足の解消
・県市の連携強化
・事業実施に係る手続きの手間の省略
・エリア内の禁止事項の緩和

これらについては、トライアルサウンディング以前から課題になっていました。
今後の検討によってこれらが少しでも解決されるのであれば、より市民の方にとって利用しやすい公園になっていくのではないかと考えます。

収益性を求めていく仕組みについても、課題は残りますが、今回わかった課題から、より楽しめる公園になるよう、議会でも議論や提案をしていきたいと思います。

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