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統合医療の推進について一般質問しました

昨日のブログに引き続き、6月13日の一般質問の内容をお知らせします。
2つめのテーマは「統合医療の推進について」です。

統合医療とは、対症療法を中心とした近代西洋医学を根本とした医療だけではなく、人間の心身全体を診る原因療法を中心とした伝統医学や代替医療も必要であるという考え方のもと、対症療法と原因医療を相互発展、連携させていくという考え方です。

要するに、西洋医学での投薬だけでなく、身近なものだとアロマやヨガ、漢方などといった伝統医学や代替医療を融合させようといったものです。まだまだ保険適用外であるものも多く、医療の現場でも取り入れられていないものが多くあります。

ただ、国の方向性としても、平成28年2月に厚労省が医政局総務課の中に統合医療企画調整室を設置するなど、統合医療という考え方が注目され始めています。

他自治体の事例だと、鳥取県南部町では、統合医療の考え方のもと、まちづくりが行われ、人口増や介護保険料の低下などに効果を発揮しています。
そんな中で高砂市の考え方を伺いました。

やはり、現状では統合医療は多種多様であり、有効性や安全性の面で科学的知見に欠けるという考え方とのことでした。ただ、国は、患者や医師、住民がともになって取り組めるものであると考えており、安全性や有効性についても示されていく方向性とのことです。

医療としては認められない部分も多くあるとは考えますが、少しずつでもまちづくりに統合医療の観点が活かされればと思います。

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