6月定例会が閉会しました。
14日に行った一般質問のうち、保育に関する課題について質問内容をお知らせします。
高砂市は待機児童ゼロであり、保育所関係者の皆様には多大な尽力をいただいていると感じています。ただ、まだまだ課題もあるため、今回は一時預かり事業と保育園のおむつ持ち帰りについて質問しました。
一時預かり事業は、普段は保育園に通っていないこどもでも、保育が必要になった時には時間単位で預かっていただける事業です。
高砂市では民間園で行ってもらっているものの、保育園ごとに個別で問合せや申込みが必要であり、園の行事がある日などは預かりができないこともあるため、普段保育園を利用していない保護者からすると、申込みへのハードルが少し高いこともあります。
また、ホームページ等でも、「 保護者の病気や出産、家族の病気・介護、急な出張、冠婚葬祭などの理由により家庭での保育が困難な場合、一時的に乳幼児を保育所や認定こども園においてお預かりします。」と案内されていることもあり、リフレッシュなどでは利用しづらい点も。
そんなところから、少しライトな一時預かりとして、子育て支援センター等での預かりの可能性や申込み方法の検討などについて質問しました。
子育て支援センターでの預かりについては、今月、時の記念日事業として試行的に一時預かりを実施したものの、日常的に行うことはまだ難しいとのことでした。
令和6年に西部子育て支援センターがオープンする際に合わせて検討していきたいとのことでしたので、期待したいと思います。
また、申込み方法の電子化や一元化も提言しましたが、アレルギーや食事の状況など個別に聞き取りが必要であることもあり、現時点では難しいとのことでした。
個別の聞き取りもある程度は電子化や一元化が可能かとは考えますが、今後様々な電子化において、引き続き提言していきたく考えています。
おむつの持ち帰りについては、近隣市が園での処分に変わりつつある中、高砂市では今なお、すべての公立園と、11園中7園の民間園で保護者による持ち帰りが行われているとのこと。
もともとは、園にいる間のこどもの体調を把握する、という目的からも、保護者による持ち帰りが主流だったとのことですが、昨今では衛生面や保育従事者の負担軽減からも、園での処分に変わりつつあります。
高砂市でも、このような傾向から、今月1ヶ月間、公立園で試行的に園処分を実施し、保護者や保育従事者からの意見を伺っているとのことです。
ニーズに合わせて、変化が起こっていくことを願います。
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