5月20日の全員協議会での2つめのテーマは、「高砂駅南地区まちづくり構想(案)」についてでした。
地元との協議を重ねた上で、市が考える構想案が提示されました。
高砂駅南地区については、2018年7月ごろより高砂地区でのまちづくり協議会が開催され、協議が重ねられてきました。この度、その構想案が策定されたとのことで、全員協議会の議題となりました。
その中で私が質疑・意見したのは、高砂地区の個性が感じられないということ。
今やまちづくりはその地域の特性との融合がなければ、うまくいかないのではと感じています。
たしかに、赤ちゃんから高齢者まで、誰もが住みやすく、誰もが望むまちづくりができればベストだと思います。
しかしながら、例えば交通アクセスであったり、施設の立地であったり、すべてにおいてすべての人に満足いただけるように整えるには、膨大な費用が必要になります。
また、高砂市には地域によってそれぞれの特性があると感じています。
誰もに満足してもらえる、ではなく、ある程度ターゲットを絞りながらまちづくりをすることも必要なのではないか、と意見しました。
全員協議会では、その他にも多くの議員から、市の高砂地区に対するビジョンが見えない、という意見が多く出されました。
地元の意向を伺うことももちろんですが、市がかかわる以上、より広い視点から高砂地区を見つめた構想となっていけばと思います。
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