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第5次総合計画に関する議案について、特別委員会で可決しました

11月27日、継続審査を行っていた第5次総合計画の基本構想と基本計画の一部について、特別委員会での審査を終えました。
19日の全員協議会を経て、市長の考えも伺いながら、委員会での採決を行いました。

第5次総合計画は、2021年度からの10年計画であり、「暮らしイキイキ 未来ワクワク 笑顔と思いやり育むまち 高砂~SDGsで共に夢を描こう~」を2030年の将来像として策定中です。
9月定例会に提案され、これまで継続審査を行ってきました。

以前のブログにも掲載しましたが、9月定例会では、これまでの計画の反省事項や、SDGsへの取り組みについて、計画に含まれている高砂市まち・ひと・しごと創生総合戦略のテーマとなっている「日本一住みたいまち」についてなどが論点として挙げられていました。

私も委員として、

・第4次総合計画の検証については、強み弱みの分析について分析手法が適切ではないのではないか

・SDGsについては、高砂市としてどのように取り組むか、メリハリやチェック体制が必要ではないか

・バックキャスティングの考え方で策定したにもかかわらず、現状の延長線になっているのではないか

・日本一住みたいまちについて、「高砂市は、子どもを安心して預け、育てながら働く、職・住・育の生活を応援します」というのは、偏った価値観に基づくものではないか

など、指摘してきました。
SDGsについては、あくまでメリハリはつけないということや、来年4月からの組織改編の中で、政策部が中心となって施策のチェックを行うことが確認できました。

その他、検討いただけたもの、平行線だったもの、様々ありましたが、大きな方向性としては多様性も考慮された上で今後10年間を見据えた計画となっていると判断し、採決に賛成しました。
細かな価値観や施策の方向性などについては、今後、議決事項に含まれない部分として、審査していければと考えています。

ただ、最後まで、市のトップとしての市長の考え方は見えにくいものであったと感じました。
市長答弁では、「住み続けたいまち」、「安全安心」、「誰一人取り残さない」などがキーワードとしてありました。
総合計画では政治色は出さないという考え方は以前より確認していたところではありますが、あまりにも、ありきたりでどこのまちでも当てはまるようなキーワードしかなく、残念に思います。

施策展開については「未来に期待が持てるようなワクワクする事業を展開したい」、とあったので、将来世代に負担をかけない程度で、施策展開に期待したいと思います。

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