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高砂市総合政策審議会に参加しました

10月31日、高砂市総合政策審議会に参加しました。
高砂市総合政策審議会は市民公募や市内の各種団体、有識者などで構成される、市政運営や市政に関する重要な事項を調査審議する審議会。

本来は議会とは全く別で審議が行われている会議ですが、今回はwith コロナ、post コロナについてともに学ぶ場として、議会の総合計画検討特別委員会も参加させていただきました。
審議会では、兵庫大学副学長の田端先生より、ウィズコロナ社会での地方創生について、東播磨県民局長の伊藤局長より、ポストコロナにおけるスマー トシティ戦略についてお話がありました。

<資料>ウィズコロナ社会での地方創生

<資料>ウィズコロナ社会での地方創生 ppt

<資料>ポストコロナにおけるスマートシティ戦略

田端先生からの講演は、学術的に研究されている見地から、コロナの特徴や社会や経済の動きなどについてのお話でした。今後、人口は地方に分散されることが予測されるものの、そのままにしておくと人口のみが分散し、資産はこれまで同様東京に集中しがちになるとのこと。
それを変えるためにはコミュニティが鍵となるというお話でした。

伊藤局長からの講演は、現在東播磨二市二町で取り組みが始まっているスマートシティ戦略を踏まえた、ポストコロナのお話でした。
コロナで加速しているデジタル化はチャンスであり、輪をかけて高砂市の場合は新庁舎建設を控えているため、オンライン化が進むチャンスであるということ。
自治体はICTを活用したサービスを太らせていく必要があるものの、その鍵を握るのが、オープンデータ化であり、個人データをオープンデータ化して活用することにどう住民の理解を求めていくかが大切ということでした。
分野ごとに様々な活用が考えられるICT活用について、多くの事例も紹介いただきました。

また、審議会委員さんからは、高砂市の事業についてそれぞれご提案やご意見をいただく時間もありました。多くの方がコロナの中で、人が集まることが難しくなっていることに課題を感じ、コミュニティに及ぼす影響や市民活動に及ぼす影響を不安視されているといった印象を受けました。

今後、with コロナ、post コロナの社会の中での市政運営は、市民と行政が方向性を理解し、より力を合わせていくことが大切だということを審議会と議会、行政で共有できたことはとても有意義だったのではないかと感じています。

継続協議中となっている第5次総合計画の審査の中にも活かしていきたく思います。

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