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長野県塩尻市のシティプロモーション

昨日に引続き、会派行政視察で訪れた長野県塩尻市について。
もう一つのテーマであるシティプロモーションについて紹介します。
シティプロモーションは、国の地方創生の流れなども受けて各自治体で取り組まれており、高砂市でも取り組んでいます。

高砂市のシティプロモーションについては、以前にブログ記事にも書いたところでありますが、ポスターやグッズ、動画などが作成されています。
塩尻市では、塩尻市シティプロモーション戦略を2015年12月に作成し、戦略に基づいたシティプロモーションが行われていました。
塩尻市のシティプロモーションのサイトはこちら
日本有数の宿場町である奈良井宿や塩尻ワイン、漆器、レタスなど場所やモノ、産業などがあるにもかかわらず、地域ブランドそのものではなく、ひとに焦点を当てているところが印象的です。
サイト内にある塩尻未来会議での提案で実現化した子育て世代向けの子育て支援施設バスツアーなど、市外からの方だけでなく、市内の方も対象にした取り組みは重要であると感じます。

また、取り組みの中で紹介いただいた小説『ワインガールズ』は、全国で唯一、ワインの醸造免許を持っている市内の高校が舞台とのこと。大学進学や就職などでまちを離れる前である高校生までの世代にまちに愛着を持っていただくための取り組みの一環とのことです。
作者の方と市職員の方の対談記事も、「議会に理解を得ること」が作品化の条件の一つだったなど、興味深いです。

シティプロモーションは一時的な取り組みでは成果につながらない部分も多く、高砂市でも今後も取り組まねばならないテーマであると感じています。他市の良い事例を研究し、提言できればと思います。

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