3月定例会に提案されている平成29年度補正予算の委員会審査が終了しました。
明日、本会議にて委員長報告・討論採決が行われる予定です。
私の所属する建設環境経済常任委員会では、北前船寄港地の日本遺産追加認定を目指すための協議会に所属する予算やJR曽根駅周辺整備のエレベーターの予算を減額するものなどを審査しました。
北前船寄港地の日本遺産追加認定については、方向性としては賛成であるものの、これから所属しようとしている協議会の運営について不明な点が多く、議論となりました。
この点については、市も是正を求めているところであり、今後も改善を求めるよう、委員会からも意見を付しました。今後、負担金として年50万円が必要となる協議会への参加です。
しっかりと運営が改善され、高砂市にも効果が得られることを期待したいと思います。
JR曽根駅周辺整備については、以前のブログでもお知らせしたとおり、エレベーター設置の予算が落とされる提案が上程されています。これはJR側との協議の結果、課題が多く見つかり、早期の実現が難しいとの判断の結果です。
そもそも、駅東側の陸橋にエレベーターを設置するという計画は、橋上駅化や自由通路(跨線橋)の設置と比較し、工期も短く、費用も少ないということで採用された計画でした。
そのため、エレベーター設置の早期の実現が難しいのであれば、エレベーターの計画を選択した理由がなくなり、再度幅広く検討するべきではないかという意見に委員会としてまとまりました。
JRという民間企業相手に難しい交渉が続きますが、駅北側の広場は計画どおり進む予定です。少しでも現在の課題が解決されていくために、議論をしていきたいと思います。
3月定例会は日程が2日後ろにずれた状態で進んでいます。
明日は本会議での平成29年度補正予算の討論採決、代表質問は3月9日の予定です。
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