今回のインターン生は大学1年生と2年生。いずれも、最近選挙権を手にした学生です。
1人は選挙権を手にしてからなんとなく投票には行っているけれども、もう1人は行ったことがないとか。
そんな彼らが、後援会のお手伝いに来てくださっているボランティアさんに、選挙に行く意義をインタビューしました。
議員インターンを主催しているNPO法人ドットジェイピーは、「JAPAN PRODUCE」を目的にしており、投票率の向上を目指しています。
議員インターンもその一環のプログラムですが、インターンに来る当初は政治に興味もなかったという学生も多いです。
今回の学生たちも前述のとおり、なぜ選挙に行かなければならないのかよくわからないといった状況。
まずは彼らが選挙に行く必要がないと感じる理由を挙げてみました。
・現状に満足している
・あまり変えたいものが見つからない
・今特に困っていない
・選挙に行っても変わるという実感がない
・政治家は高齢者のほうばかりを向いていると思う
といった理由でした。
そんな中、生まれてきたのが、自分たちよりも年上の方々はなぜ選挙に行くのだろう、という疑問。
議員をしている私から伝えるのも、なんだか説得力がないので、事務所に来てくださっているボランティアさんに伺ってみました。
・だって選挙に行くのは権利でもあり義務でもあるでしょう
・選挙に行かないと現状に不満も言えないもの
「でも僕たちは現状に満足していて・・・変わってほしいとも思わないし」という学生たちに、「現状を作っているのも今の政治なのではないの?入れる人がいないなら白票でもいいから行かないと」と学生たちの「行かない理由」はどんどん理論負けしていっていました。
選挙権を得たときから欠かさず選挙に行かれているボランティアさんたちですが、やはり育った環境も影響しているということ。
とはいえ、特別な環境ではなく、親が選挙に行っていたから、とか、20歳になる前から選挙カーなどを見ていたから、というような環境です。
お話を伺ったものの、まだまだ完全に腑に落ちてはいなさそうな学生たちでしたが、これから2ヶ月間で納得のいく自分なりの「選挙に行く理由」を見つけてほしいと思います。
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