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【一般質問】市民協働について質問しました

9月14日に行った9月定例会の一般質問。
2テーマ目は市民協働について伺いました。

6月定例会での市長の施政方針の中で、市民協働は新市長の方針の一つのテーマとして述べられました。
その中で、「市民の協働」と「市民への分権」による「市民自治のまち」を推進する、と述べられたため、まず、その考え方を伺いました。

市民への分権、というと、何か権限を市民に渡すのか、と思われますが、あくまで「市民の力で市民主体のまちづくりを共に行っていきたい」、ということでした。
市民の意思が市政に反映されるまちとしたい、市民の意思を尊重し、多くの参加を促していきたい、その上で行政は環境を整えていきたい、とのことです。

「市民の声を反映させていく」、「市民主体で」というと、確かに聞こえは良いです。
ただ、市民の声を集めるだけでは市政運営はできませんし、市民に活動してもらうだけではまちづくりはできないと考えます。
その上でどのように舵取りをしていくのか、市民活動をどう協働に繋げていくのか、については、今後様々な機会で伺い、皆さんと共有していきたいと思います。

また、具体的な今後の展開として、現状の2つの市民活動に関する補助金について伺いました。
高砂市では、平成25年から「夢のシロ補助金」事業が、平成28年から「未来戦略推進活動支援補助金」事業が実施されています。
どちらも市民活動に関する補助金で、一定の効果を上げている補助金ですが、同じ団体が複数回使用されていたり、幅広い活用がされていなかったり、課題もあります。
この2つの補助金については、令和3年度から統合され、新たな補助金事業として構築されることとなっているとのことです。

また、私からは、他市で行われているテーマを絞った提案型補助や委託形式での市民提案なども提案しましたが、これらについては今後調査研究する、という答弁に留まりました。

行政と市民や企業が、意味のある協働をし、まちづくりをしていくことは今後ますます重要になると考えます。私自身も、市民協働について今後も研究し、できることを提案していきたいと思います。

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