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市政報告会を開催しました

5月14日、市政報告会を開催しました。
令和4年度予算の概要や3月定例会などのトピックスについてお話しました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

今回もグラフィックレコーディングを活用し、参加者の皆さんにシールを貼っていただくという手法をとりました。
まず、令和4年度の当初予算や市政のトピックス、一般質問について広くお話し、参加者の方々から「くわしく知りたい」のシールが多く集まったテーマを深掘りしていくという方法です。
「見守りカメラ設置事業」と「地域交流センター」にくわしく知りたいシールが多く集まりました。
一般質問の教育についての部分には、不満シールが多く集まりました。市の考え方が通り一辺倒であるということでの不満シールでしたが、私自身も質問で引き出せなかった部分があるため、反省しなければと思っています。

見守りカメラについては、一体どのような機能があるのか、自治会設置のカメラとどのように違うのか、下校時の見守りはしなくてもよくなるのか、などご質問いただきました。
見守りカメラについては、3月定例会で一旦原案訂正され、再度提案されることとなっています。
<過去のブログ>「見守りカメラの支援業務委託事業は費目のみ計上に

当初はネットワーク型の見守りカメラを設置し、ビーコンタグでカメラの付近を通過した場合には検知する、という見守りサービスを展開する予定でしたが、費用などの検討もあり、スタンドアロン型のカメラを設置し、見守りサービスはGPSでカメラの付近でない場所でも検知するというサービスと比較検討されているところです。

費用面、サービス面など多方面から検討するとともに、そうはいっても機械だけでなく人の目でもしっかりと見守ることができる仕組みのあるまちになればと思います。

地域交流センターについては、公民館とは何が違うのか、という質問が多かったです。
高砂市では、令和6年を目途に、公民館を地域交流センター化する流れとなっています。機能としての公民館は残るものの、建物・施設としては地域交流センターとなり、公民館はなくなることになります。
公民館は社会教育を行う社会教育施設に位置づけられており、教育委員会が所管しています。
それゆえ、政治活動や宗教活動、営利目的の活動などに制限がかかるなど、利用に制約があります。

一方で、地域交流センターは市民部地域振興課の所管となり、上述のような制約はなくなります。
公民館の登録グループとして活動されている方々の活動はそのまま継続できると聞いていますので、市民にとって不都合なことはあまりないのではないかと考えています。
とはいえ、意義があって社会教育の場が作られていたということもあるため、公民館が建物としてはなくなることによって、高砂市の教育サービスの質が落ちるということはあってはならないと考えています。

今回の市政報告会では、このようなことを意見交換させていただきました。
グラフィックレコーディングのおかげもあり、皆さんからご意見がいただける有意義な場になったと考えています。今後も引き続き、取り組んでいきたく思います。

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