9月定例会の一般質問では、「市内事業者のアレルギー対応支援について」伺いました。
アレルギーをもつ子がいらっしゃる保護者の方からご相談いただいたことがきっかけです。
アレルギーをもつ方から、市内でアレルギー対応ができる店舗を探すのが難しいというお声をいただきました。
行政サービスとして、何ができそうかと先進事例を探したところ、大阪府箕面市の取り組みが見つかりました。
大阪府箕面市では、市内のアレルギー食対応店を、市の栄養士さんがチェックをされ、市のホームページで公開されています。
<参考>大阪府箕面市ホームページ 箕面アレルギー食対応店
高砂市でも何か市民の方の課題を解決する手段がないか、伺いました。
アレルギー対応支援について、現状高砂市では特に事業は行っていないとのこと。
国では、消費者庁が外食等事業者が適切なアレルゲン情報の提供をするように期待するという結論を出されているとのことで、「外食・中食におけるアレルゲン情報の提供に向けた手引き」が作成されているとのことです。
県では、食品関係事業者からアレルギー対応に関する相談があれば、県の本庁及び健康福祉事務所の関係部署が連携して助言や指導を行うことになっているとのことです。
あくまで国も県も、事業者が安全に食品を提供することが必要とされており、行政が直接的に携わってはいないということです。
高砂市は健康福祉事務所も持っていない中で、アレルギー対応支援を行うことには、調査・研究が必要であるということが主な答弁です。
私自身も、先進事例をさらに研究し、提言できることがあれば今後別の機会にも提言できればと考えています。
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