11月9日・10日は常任委員会視察でした。
建設環境経済常任委員会として、愛知県知立市と小牧市を訪問し、連続立体交差や駅前整備のお話を伺いました。
まずは知立市の連続立体交差事業からの学びをお知らせします。
知立市の名鉄知立駅は平成35年に向けて連続立体交差が進められています。
昭和51年から地元の要望があった事業とのことで、愛知県が進めている12個の連続立体交差事業の一つに当たります。
名鉄名古屋本線と三河線が交差する知立駅は1日あたり乗降者数3万人、乗り換えのみが3万人とのこと。
山電高砂駅(乗降者数4000人強)よりはずいぶん規模の大きな駅です。
高架に向けて仮線の設置が進められる踏切部。
1時間に47分間開かずの踏切になることもあるとのことで、駅前の再開発を含めて住民からも期待されている事業とのことです。連続立体交差実現後は3階構造の駅になる予定。
土地区画整理事業とともに進められており、駅前の活用や高架によるまちの分断の解消など、駅周辺の利活用を一度に変える進め方が参考になりました。
また、地元との協議や地域への説明、説得もこまめに行われている印象をもちました。
高砂市の連続立体交差事業はまだまだ調査研究が始まったばかりですが、実際に進められている他市のお話を伺えたことはとても有意義でした。
今後の議会活動や駅前開発の考え方に活かしていきたく思います。
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