5月10日、関西若手議員の会大阪研修として、吹田市で研修を受けました。
テーマは「北大阪健康医療都市、健都のまちづくりの概要と展望」、「パナソニックスタジアム吹田」の2テーマでした。
健都のまちづくりは、国鉄吹田操車場跡地である岸辺駅周辺のまちづくりとして、まちづくりとイノベーションの好循環を目指した取り組みです。
かつては別の場所にあった市立吹田市民病院と国立循環器病研究センターを岸辺駅前の吹田操車場跡地に移転・集結させ、複合施設と隣接させたまちづくりが行われていました。
国立循環器病研究センターにオープンイノベーションセンターを設け、企業等との共同研究の拠点をつくるなど、これまでにあまり見られなかった施設利用にも取り組まれています。
吹田市だからこそできた取り組みではありますが、今後、さらなる高齢化社会を迎える中で、例えば人が集うしくみの中に健康増進事業を取り入れ、健康増進に興味のなかった人々も施策の中にいれていくなどの工夫は、どの自治体でも可能なものであると感じました。
要素として、高砂市でも取り入れられる点は多くあったと感じたため、今後の活動に活かしていきたく思います。
パナソニックスタジアム吹田は、ガンバ大阪のホームスタジアムとして建設されたスタジアムです。
市立吹田サッカースタジアムのネーミングライツをパナソニックが所有しているもので、すべて寄附等によって建設され、吹田市に寄附された施設となっており、公共施設の新たなあり方による施設であるともいえます。
こちらも吹田市の独自事情が大きい事例ではあるものの、株式会社ガンバ大阪さんの地元への想いなどにも触れ、市民出資のメリットを体感させていただきました。
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