7月25日、議会報告会として高砂市民病院に関する研修会を開催しました。
城西大学経営学部の伊関友伸先生をお招きし、お話を拝聴しました。
伊関先生は昨年10月に設置された高砂市民病院のあり方検討委員会のメンバーでもいらっしゃり、自治体病院の経営にお詳しい方です。
【配付資料】高砂市民病院の今後の展望
現在の高砂市民病院は極めて厳しい状況、とおっしゃりつつ、その打開策についてお話くださいました。
自治体病院の現状としては、医師の集まる病院と集まらない病院が二極化していること、その原因として従来の新研修医制度などに伴う医師不足に加えて、新専門医制度や医師の働き方改革があるとのことです。
国の医療施策は公立病院の統合や再編、診療報酬の改定などで地域内での役割分担が必要になってくるとのことで、他院との連携や地域の高齢者の受け入れがポイントとなります。
高砂市民病院としては、加古川中央市民病院やその他近隣の病院と連携しながら、地域の雇用の受け皿としての役割も担い、小規模だからこそできる病床の個室化や回復期機能の強化などを目指していくと良いのではないかとのことでした。
議会としては今後、今回の研修も踏まえてこの課題に向き合うことになりますが、この研修会を市民の皆様とともに受講できたことは大変有意義であったことと感じています。
平日の日中であったため、参加が難しかった方もいらっしゃることと思います。
ぜひ資料等もご覧いただき、ご意見頂戴できればと思っています。
城西大学経営学部の伊関友伸です。
このファシリテーショングラフィックというか図での整理は分かりやすいですね。
別なところで紹介させてください。
先日はありがとうございました。
ご紹介いただき恐縮です。ありがとうございます。