7月2日から4日、岩手県雫石町・紫波町・青森県弘前市に行政視察に伺いました。
その中から、岩手県雫石町の4地区別地域づくり計画についてお知らせします。
雫石町の4地区別地域づくり計画は、雫石町全土を4地区に分け、住民の方々が自ら、その地域の将来像やその地域のあり方について計画を策定しているもの。これからの地域づくりには、行政主導ではなく、住民主導が重要だという想いから、視察に訪れました。
【視察資料】岩手県雫石町 4地区別地域づくり計画
4地区は、明治時代の旧町村とのことで、高砂市で言われる8地区と同じような割り振りとのことです。
地域づくり計画は、各団体の長などではなく、それぞれの地域でのキーパーソンを含めあらゆる多様な方々が参画して、住民が実際にできることを盛り込んで策定しているとのことで、策定までのステップは非常に参考になりました。
また、中間支援団体が参画されていたり、それぞれの地区に担当の町職員が1人ずつつき、策定を進めているなど、人材の入れ方も参考になる点がありました。
ただ、イベントを実施することに終始してしまっているところもあり、高砂市と似た課題を感じる点もありました。課題も含めて学びを市政に活かしていければと思います。
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