東播懇話会の8月例会として、若宮正子さんの講演を拝聴しました。
60歳を過ぎてからパソコンを始められ、83歳の今もプログラミングされている現役プログラマー。
私の愛読書である日経WOMANでも度々拝読し、一度お話を伺いたいと思っていました。
「私はいろんなことを思いついちゃうタイプなので・・・」とお話が始まりました。
定年後にパソコンに初めて触れられ、その後ニーズに合わせてExcel Artや同世代が楽しめるiPhoneアプリを開発されるなど、多くの人の共感を生むものを生み出す発想力や思いついたことをやってみる行動力に圧倒されました。
また、Apple社のCEOに会われる機会に、この世に1つだけのペンダントを3Dプリンターで作られたエピソードからは、常に現状での最善に挑戦され、これから必要になるものに取り組まれている姿が感じられました。
これからは自分の課題は自分でアプリをつくって解決できる時代が来るとのこと。
そのときに必要になるのが創造性だということです。
プログラミングが組めるということは当然のこととなり、原体験などからニーズを導き出す力が必要になるとのこと。それを感じることができるのは人間のみであるから、AIにも勝る人間だけの力になるとのお話でした。
アメリカではagelessという概念が流行っているとのことでしたが、まさに未来志向に実年齢は関係ないのだということを実感させられた講演でした。
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