今日のブログからは、平成30年度当初予算についてお知らせできればと思います。
平成30年度当初予算は、「子どもから高齢者まで市民の暮らしを守り、未来をつくる予算」とされています。
新庁舎建設や給食センター建設、前年度に引続く浸水対策と大型事業が続く中、平成30年度から平成34年度までの5年間は「戦略的健全財政運営期間」と位置づけられ、予算編成が行われています。
平成30年度当初予算の一般会計総額は336億7263円、全会計では721億8919万7千円となっています。
歳出は「安全・安心なまちづくり」「人口減少の抑制」「『まち』の魅力アップ」「元気な『まち』の創出」「人口減少に応じたまちづくり」と5つのテーマで重点化されています。
今日はそのうち、「安全・安心なまちづくり」についてお知らせします。
浸水対策としては、松村川護岸改修工事や松村川排水機場の建設、雨水ポンプ施設の建設や雨水管きょなどの整備、ため池改修が実施される予算が提案されています。また、災害対策の人材育成として兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科に職員が入学する予算が計上されています。
新庁舎については、分庁舎の建設工事や仮設駐車場確保などの先行工事が実施される提案となっています。
市営住宅については、空家となった木造住宅の解体工事が予定されており、橋りょうについては補修工事や長寿命化が予定されています。
また、宝殿駅自由通路については耐震工事が実施される予定です。
消防・救急体制については、救急救命士や認定救命士、指導救命士が養成され、知識の向上が行われます。
防犯対策としては、各こども園・荒井保育園・荒井幼稚園・高砂児童学園・北部子育て支援センターに防犯カメラが設置される予算が提案されています。また、市が寄贈を受けた防犯ブザーが小学校児童に配布される予定となっています。
その他、福祉計画に基づいた福祉施策の実施や総合運動公園への視覚障がい者誘導用標示の補修、子ども食堂への支援やエンディングサポート事業にも取り組んでいく予定となっています。
市の1年間の予算が提案される3月定例会、すべての予算を紹介することはできませんが、主なものについて引続き明日以降も紹介できればと考えています。
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