9月議会にて、「アフター万博を見据えた産業活性化」について一般質問を行いました。
大阪・関西万博は、高砂市が直接関与する場面は限られていましたが、地元企業や団体が間接的に関わったり、文化資源が紹介されたりする場面があり、高砂市の可能性を改めて映し出す機会となったと考えています。
上記の観点を踏まえ、万博を契機と捉え、その機会で映し出された高砂市の可能性を今後どう活かすのかについて、質問しました。
私からの質問のポイント
- 万博を通じて見えた高砂市の産業・文化資源の可能性を、市としてどう捉えるのか
- 製造業を基盤にした本市が、次世代成長産業(水素・再エネ・半導体など)へ挑戦していくために、市はどう支援するのか
- 万博を契機に広がった注目を、観光・交流人口の拡大につなげる戦略をどう描くのか
市からの答弁(主な内容)
- 兵庫県のパビリオンでは「高砂の日」が設定され、高砂市からは竜山石や高砂染めをPRした
- 市内の中学生・高校生も姉妹都市の関係からオーストラリアの万博関連イベントに参加し、交流を深めた
- 地元企業や団体も展示やプログラムを通じて間接的に関わっており、本市の産業の可能性が示された
- 今後は、観光資源や歴史文化を磨き上げ、情報発信を強化し、交流人口拡大につなげたい
まとめ
今回のやり取りを通じて、改めて感じたことは「重工業をはじめとする産業基盤」と「文化資源」、この二つの強みをどう未来につなげるかが鍵だということです。
ただ、浜手企業に高砂に拠点を構え続けていただきたいということや、カーボンニュートラルポートをはじめとする次世代産業にも支援していきたいという大きな方向性は確認できたものの、具体的な施策方針まで伺うことはできませんでした。
アフター万博の時代において、これらをしっかりと整理し、産業と文化の両輪で高砂の将来を描いていくことが求められていると思います。
今後も機会を捉えて、質問・提言をしていきたいと考えています。
この記事へのコメントはありません。