今年も6月に公表された令和4年度の財務諸表を用いて「市長のバランスシート」を作成しました。
このバランスシートの作成・公表は私の選挙公約でもあります。
<資料>令和4年度高砂市の財務書類
「市長のバランスシート」は、千葉商科大学の吉田寛先生の指導に基づくもので、市が公表する財務諸表のうち、市民の財産と市長の財産を分け、市長の財産のみのバランスシートを作成するというものです。
今年は都倉市政3年目の評価となり、就任時ともいえる登市政最後の令和元年度及び令和3年と比較しました。
市によって作成される財務書類は、市民の資産と市長の行政経営の結果が入り混じった状態での財務書類となるため、市長の行政経営にかかわる部分だけを抜き取ったバランスシートを作成しようというのが、この度の「市長のバランスシート」になります。
下記のグラレコは吉田先生の講義を受講した際のグラレコです。
今回作成したバランスシートでは、昨年までと異なり、市民一人当たりの「将来の税金」が就任時及び前年度よりも減少する結果となりました。
これは「こどもにツケを回さない」という観点では、良い結果と言えます。
主な要因として、東播臨海広域クリーンセンター運営基金や駅周辺整備基金といった特定目的基金が新たに創設されたことや、財政調整基金、減債基金への積立により、基金残高が増えたことが挙げられます。
その背景としては、コロナ患者に対する空床確保による補助金のおかげもあり、高砂市民病院の経営が安定していたことなどにより、現金・預金や各基金への積立を順調に行えたことがあると分析しています。
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