9月定例会の一般質問が終わりました。
私は、「ソーシャル・インパクト・ボンドについて」と「学校児童生徒対外試合等派遣について」の2テーマで質問しました。
ソーシャル・インパクト・ボンドについては、6月定例会に引き続き質問しました。
ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)とは、新たな官民連携のしくみであり、市民等の資金提供者から資金を集め、成果に応じて事業者に行政が支払いを行うといったしくみです。
6月定例会で質問を行った際には、民間の活力を活用できる新たなしくみとして可能性がある一方で、債務負担行為に扱いといった複数年度にわたる事業の構築方法や、成果指標・支払条件の設定に課題があるとの答弁をいただいていました。
その後、国が「未来投資戦略2018」を策定し、上述の課題部分については、国が分野別ガイドラインの策定を行うとの方針が出されました。
それを受けて、今回の一般質問では、再度高砂市のSIBに対する見解を伺いました。
分野別ガイドラインが策定されれば、市の懸念事項は払拭されるので、引き続き研究したいとのこと。
また、東近江市で実施されているSIBの補助金制度についても提言しました。
何はともあれ、国のガイドライン策定が鍵を握るため、今後も引き続き動向を見ながら提言できればと考えています。
2点目は学校児童生徒の対外試合等派遣費について。
総体や新人戦など決められた大会の場合、教育委員会から交通費や宿泊費が支給されることになっています。
しかしながら、高砂市では、宿泊の際に、「何時までに高砂を出ないといけない試合等だと宿泊費が出るのか」が定められていません。競技や種目によって試合等のスタイルも様々であるため、一概に決めにくい部分もありますが、全く決められていないことにかえって不安が生じるケースもあります。
そのため、おおよその時間等を定めることを求めました。
この件については、現在部活動方針を策定中とのことで、その中で決めなければならないかと検討されているとのこと。10月くらいには各学校と調整していきたいとのことでしたので、今後に期待したいと思います。
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