松村川排水機場建設に伴う土壌汚染の対応について全員協議会を行いました。
松村川排水機場は、2022年の完成を目指して建設が進められています。
この土地はもともと塩田であったため、建設当初から土壌汚染の可能性があることが報告されていました。
この度、測定を行った結果、砒素・フッ素・ホウ素・鉛のうち、砒素・フッ素・ホウ素が基準値を超えており、部分的ではなく全体的に汚染土壌となっていることが判断されました。
この土壌については、まず健康被害への調査が行われるとのことです。
人体に取り込まれる可能性などを考えると、健康被害の可能性が発生することはないと判断される見込みとのことですが、今日の全員協議会を経て、早急にその確認が行われることとなりました。
また、汚染土壌の処理については、2つの案が示されています。
1つめの案は、市の最終処分場に埋め立てる案です。
この案では、市内を汚染土壌を積んだ車両などが通行することはないものの、今後99年間埋め立て可能であった最終処分場のうち、60年分を使用してしまうこととなるため、埋め立て可能年数が39年と大幅に狭まります。
2つめの案は土壌を民間処理施設に搬出し、処理をするという案です。
この案では、汚染土壌を積んだ車両などが市内を通行することとなります。
今後も経緯経過は所管の常任委員会に報告される予定です。
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