高砂市職員互助会問題対応検討委員会の答申に関する全員協議会の後、本会議での補正予算の質疑に入りました。
問題となっていた会派要望の回答時期の件もなんとか終焉し、3月定例会の本会議が前に進むこととなりました。
本会議での補正予算質疑の中では、私は新婚・子育て世帯新築住宅取得奨励金について質問しました。
市内に住宅を新築したり、購入する新婚・子育て世帯に対し、固定資産税(家屋分)減額措置の相当額を1年分奨励金として交付する制度です。
今回、予定よりも利用者が少なかったことから、減額の補正予算が提案されています。
昨年度には同じく新婚世帯に対する家賃補助の予算を3月定例会で減額したということもあり、新婚・子育て世代のニーズを把握できているのか、質問しました。
ピンポイントにこの世代に対して、結婚や子育てに関する調査は行っていないとのこと。現時点でのニーズ把握は、制度を利用した方に対するアンケートのみとのことです。
それでも、もともとしないに住んでいた方か他市からの方か、勤務先はどこか、などは把握できているとのこと。現状ではもともと市内在住だった方が8割とのことで、転出への抑制効果はあるのかもしれませんが、転入の促進には至っていないようです。
そもそも、家を建てる場所を決める際に、固定資産税が1年間減免されることがどこまでの判断材料になるのかという点も疑問が残ります。これまでなかなか行政サービスの対象となっていなかった若者世代に対して施策を行っていただけることは非常にありがたいことですが、ニーズにも向き合いながら施策をブラッシュアップしていただければと感じています。
予定では明日から委員会審査でしたが、日程がずれている関係により、明日も本会議での質疑となります。
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