市政報告

市政報告News49号

市政報告News49号を発行しました。
下記リンクからご覧ください。

市政報告News49号

市政報告Newsには音声コードを付けております。
音声コード「Uni-Voice」は、専用アプリで読み取ると内容を音声で聞くことができます。
下記、文字情報を掲載いたします。

市政報告News49号

 

ご挨拶

市政報告Newsをご覧いただき、ありがとうございます。
6月定例会中に行われた全員協議会では、「市民病院の移転候補地」について協議を行いました。市民の命を守るための政策に対する大きな決定である一方、その決定プロセスに市民や議会が十分に関わる機会がなかったことに、私は疑問を感じています。
また、その移転候補地にあがった「文化会館」を拠点としていた文化政策の今後の方向性も示されていないままです。
引き続き、納得と対話のある市政を目指し、みなさんと共に声を届けていきます。
これからも暑い日が続きます。どうかご自愛のうえ、お過ごしください。
高砂市議会議員 島津 明香

市民病院の移転候補地は「文化会館敷地」に決定

市民病院の移転について

高砂市民病院は老朽化や現在の病床数からは建物が大きすぎるという非効率な構造から、建て替えが検討されてきました。
市は令和6年1月に策定した「市民病院将来構想」に基づき、
・現地建替え
・移転建替え
・大規模改修
の3案を検討し、診療を継続しながら整備できる点と、費用面の合理性から「移転建替え」が最も望ましいと判断していました。

移転候補地について

将来構想で示された移転候補地である「高砂駅周辺または荒井駅周辺」というエリアから、市は次の4つの候補地を検討し、最終的に「文化会館敷地」を選定したとのことです。

検討された候補地:
案1:文化会館敷地(市有地)
案2:市民プール跡地(市有地)
案3:A企業所有地(荒井駅南)
案4:B企業所有地(高砂町内)

アクセス性、防災性、土地取得の可否、患者動向などを総合評価し、「市有地で取得不要」「踏切北側で緊急搬送に有利」などの点から、案1を最も高く評価したと説明されています。

島津の考え

• 4案の検討やその後の2案への絞り込みは、議会にも市民にも非公開で進行していたこと
• 山陽高砂駅及び荒井駅周辺という前提を疑うことなく議論が進められたこと
• 市民からの合意形成や意見聴取のプロセスが存在しないこと
上記の点に、私はまず疑問を感じます。市民病院の移転は、まちの将来を左右する決断であると考えます。場所・時期・規模だけでなく、その意思決定には、私たち市民の意思が反映されるべきであったと感じています。
また、候補地として、防災面の懸念もあります。「文化会館敷地」は加古川沿いで、浸水が想定される区域です。市は「止水壁や地盤かさ上げなどで対応可能」と述べていますが、災害時の医療拠点としての信頼性に不安は残ります。

文化会館の今後

市民病院の移転候補地として、現在の高砂市文化会館敷地が選定されたことを受け、文化会館(本館・東館)はいったん解体される前提で、市の説明が進められています。
市は「病院建設と並行して文化施設も整備する」としていますが、建設場所・内容・時期などは未定です。

文化会館がなくなる期間が発生

病院建設の工程から逆算すると、早ければ令和9年度中に文化会館が使えなくなる見込みです。
しかし、市民病院の移転候補地が示された現時点で、文化会館の今後については何ら計画がされているわけではなく、文化活動の拠点が複数年にわたって高砂から消滅する恐れがあります。
市はこの間の文化活動について、「地域交流センターや他市の文化施設を活用」としていますが、
・市内に大ホールの代替施設はなく他市の施設も利用調整が困難
・市内団体が大規模な会議や大会などを計画することが困難
など、市民活動に重大な影響が懸念されます。

島津の考え

病院の移転候補地のみならず、文化会館の今後についても、今回の進め方には大きな疑問を感じています。
・全体の公共施設再編計画を示すことなく
・文化施設の将来像や市民合意もないまま
・「とりあえず病院を先に」と、代替策も提示せず文化会館の解体を前提とした発表
これは、まちの未来を背負う公共施設を、場当たり的に並べ替えているだけにも感じられ、公共施設マネジメントの視点が欠けていると感じます。公共施設マネジメントとは、「必要な施設から順番に整備する」ことではなく、全体の将来像と財政の見通しをその都度描くことから始まるべきであると考えます。
公共施設マネジメントは「施設の順番」ではなく「まちの戦略」が問われているという観点から、市民の皆様の声を届けていきたく思います。

活動報告

高砂市長のバランスシートを作成しました

今年も6月に公表された令和5年度の財務諸表を用いて「市長のバランスシート」を作成しました。この「市長のバランスシート」は、千葉商科大学の吉田寛先生の指導に基づくもので、市が公表する財務諸表のうち、市民の財産と市長の財産を分け、市長の財産のみのバランスシートを作成するというものです。
今年は都倉市政4年目の評価となり、就任直前及び前年である令和4年と比較しています。昨年同様、市民一人当たりの「将来の税金」が就任時及び前年度よりも減少する結果となりました。主な要因として、第三セクター等改革推進債の早期償還を行ったこと、それにあたり減債基金を取り崩したことなどがあると分析しています。

 

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