会派行政視察にて、佐賀県神埼市にてインクルーシブ遊具についてお話を伺いました。
小さなこどもも障害のあるこどもも遊べるということがコンセプトなインクルーシブ遊具。
どのように導入されたのか等を伺いました。
神埼市では、地方創生臨時交付金を利用し、屋外で3密を回避できるとともに、コロナ後も集える場として日の隈公園キッズパークを再整備されたとのこと。
総額6700万円の事業費のうち、6000万円が国の交付金とのことでした。
そのうち遊具は4800万円で、大型遊具2000万円、インクルーシブ遊具2000万円、健康遊具800万円とのことでした。
<資料>日の隈公園キッズパークの整備概要
インクルーシブ遊具は、紫外線アレルギーの子でも遊べるサンシェード、人工内耳の子でも遊べる静電気の少ないすべり台など、様々な工夫がされていました。
遊具開発業者の選定については、「1時間以内に修理等に駆けつけられる業者」という迅速性も考慮して選定されたとのことでした。
その他、車いすでも遊ぶことができる高さのある砂場や、ベルト付きのブランコなど、様々なこどもが遊べる工夫を多く見せていただきました。
私自身、1歳10ヶ月の娘と遊ぶとき、もちろん今ある遊具で遊べないこともなければ、どんぐりを拾うだけでも楽しいのですが、小さな子向けの遊具があれば小さいうちから体験させられるなと思うこともあります。
今後の高砂市の遊具にも今回の学びを活かしていきたく思います。
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