9月定例会に提案された議案の質疑について主なものをお知らせします。
事件議案として互助会の債権放棄に関する議案や条例議案として任期付職員の専門的な分野での採用を可能とする条例案が提案されました。
職員互助会の問題については、平成17年から長きにわたって市が向き合ってきた課題となります。
今回、債権回収に限界が見えてきており、事実上回収が困難であることから、債権を放棄するための議決を行いました。限界があるとはいえ、市民の税金であるため、議会としても重い決断となります。
可能な整理を全て行った上で今回の提案に至ったこと、市は今後も①法令遵守の徹底、②市民意見の反映、③市議会への報告、④チェック機能の強化に取り組んでいくとのことで、私たちも責任を持って議決に至りました。
専門的な知見を持つ方を任期付職員として採用することを可能とする条例改正については、私を含め多くの議員の方もこれまで求めていたことです。複雑化する行政実務を行っていくにあたり、専門的な知見を持つ職員さんを採用することは必要であると考えています。
今回はまずは法律的な知見を有する方として、弁護士資格を持つ方を採用したいとのことでした。
他市ではICT分野や福祉分野などでも採用があるとのことなので、高砂市でも法律分野に限らず、必要な分野は積極的に採用することも考えていただきたいと思います。
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