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介護保険会計や病院事業会計への繰出について

平成29年度補正予算の質疑が終わりました。
週明けからは委員会審査となります。

昨日の補正予算の質疑の中では、介護保険事業特別会計や病院事業会計への一般会計からの繰出について質問しました。
介護保険事業特別会計では、想定よりも介護サービスの利用者が増えたことを理由として、介護給付費の増額が提案されています。
介護給付費は22%を保険収入から、28%を基金、残りの50%を国・県・市からの補助金を原資として運用されています。したがって、介護給付費の支出が増えると、自動的に一般会計からの繰出も増えることとなります。
この割合は法律で決められたものであるため、繰出はやむを得ないのですが、給付費の増に伴い、自由に使える市のお金である一般会計も介護保険に使用されることになります。

高砂市は介護保険料も県平均より高く、介護サービスの利用者も多いとのこと。
元気な高齢者が増え、給付費の伸びを抑制することはできないか、質問しました。
市としても給付費の伸びを抑制する必要性は感じているとのこと。ただ、地域で担う総合事業への移行などがうまく進んでおらず、介護給付費が伸びる要因になっているとのことでした。
今後、私も解決策を探っていきたく考えています。

病院事業会計については、単年度資金不足として約4億円が計上されています。
こちらについても、一般会計に負担をかけている要因になっていると考えているため、今後の方向性を質問しました。現状、市としては、病院会計の単年度資金不足については一般会計から補てんしていくという考え方です。この考え方については、今後も変わらないとのことでした。

市民病院の経営についてやあり方については、多くの方から様々なご意見をいただいており、私もまだ皆さんのご意見をまとめきれずにいます。
この件についても、引続き皆さんの意見を反映できるよう、整理していきたく思います。

インターン生ブログも更新しています(こちら)。

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