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防災と議会の役割について研修を受講しました②

昨日に引き続き、防災と議会の役割についての研修内容について。
今日は議会の対応についての学びをお知らせします。

〈研修資料〉板橋区議会 災害発生時の議会・議員の対応フロー

災害時の議会対応については、高砂市議会ではまだ定めやマニュアルはありませんが、近年、議会BCPなどの考えのもと、研修資料の板橋区議会のように、何らかの決まりを作られている議会も増えてきています。

議会の対応についても、ケースを参考にしながらグループワークなどを行いました。

〈ケース〉東日本大震災での宮城県東松島市議会議員の行動

東日本大震災時の東松島市議会の動きは、非常に参考になるケースであるとされています。
以前の視察での学びから、災害時は各議員の個々の陳情ではなく、いかに議会というチームとして動くかが大切であるということ、また復興期は議会として国や県に要望活動などを行うことの重要性などは理解しているつもりでした。
ただ、ケースから、

・被災時が議会中であるかそうでないかも考えておくべきであること

・被災直後は議員というより地域の一員としてできることで貢献することが大切であること

・ある程度被害が落ち着いてからが議会としての動き時であるということ、そして議長をトップとして一つの組織として動くことがいかに重要か

などといったことを学ぶことができました。

〈研修資料〉災害時の議会・議員活動~まとめと展望~

また、市が設置する災害対策本部と議会のかかわり方や、復興期の行政当局とのかかわり方など、考えるべき課題も、参加されていた他市町村の議員の方々と意見交換ができました。
高砂市議会での災害時対応を考える際には、研修内容も生かしていければと考えています。

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