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中期財政計画について

6日に補正予算を議決し、7日から当初予算関係の議案の本会議質疑に入っています。
7日は中期財政計画と定員適正化計画の諸報告を行いました。

中期財政計画は今後5年間の財政計画を示したもの。
参考として10年間の財政見通しも提示されます。

以前よりお知らせしているとおり、2022年までは特に4大事業と呼ばれる、新庁舎建設・中学校給食センター建設・浸水対策・広域ごみ処理施設建設が集中して行われることもあり、多くの支出が見込まれています。そのため、財政の健全化判断比率である実質公債費率や将来負担費率も上昇する予測となっています。

事業実施が近づき、昨年よりも予算などが明確になってきているため、どちらも昨年の中期財政計画よりは少し低い予想となっていますが、まだまだ高い比率が続く予想です。
私はこれらのことから、事業をやるだけでなく、予定されている事業をやめる判断が行われているのかどうかを確認しました。

こちらについては、年度ごとに事業をやるかどうかということで判断しているとのことでしたが、長期的な視点ではやめることが検討されていない様子でした。

その他、質問が集中したテーマとしては、市民病院への繰り入れについての見通しです。
こちらは病院会計が提示してきているとおりの予測を入れているとのことですが、例年、年度末には追加の繰り入れが発生していることから、厳しい予測は必要がないのか、という議論に質問が集中しました。

何にせよ、突発的な課題に対して、いかにお金を使わずに解決していくことができるかが鍵となってくると考えています。私も知恵を絞っていきたいと思います。

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